バイトを掛け持ちするメリット・稼ぐコツ!税金・おすすめの職種などを解説

バイトを掛け持ちするメリット・稼ぐコツ!税金・おすすめの職種などを解説

「バイトを掛け持ちするメリットやデメリットが気になる…」
「掛け持ちする場合、どんなバイトがおすすめ?」

そんな人のため、バイトを掛け持ちするメリット・デメリットの他、賢く稼ぐコツをまとめました。掛け持ちをする際におすすめのバイトや、どんな点に注意すれば良いのかなども把握できるので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

バイトを掛け持ちするメリット

バイトを掛け持ちする主なメリットは、以下の3つです。

  • 稼ぎやすい
  • 色んな人と接することができる
  • 様々なスキルを磨ける

掛け持ちバイトをした方が良いのかどうか、適切に判断するため、上記3つのメリットを確認していきましょう。

稼ぎやすい

バイトを掛け持ちすると、空き時間にアルバイトをしやすくなるため、効率良く稼ぎやすくなるというメリットがあります。例えば掛け持ちしていない場合、アルバイト先の状況によってはシフトに入れないかもしれません。

例えば、「来月はたくさん時間があるからしっかり稼ぎたいと思っていたのに、他の人も働きたいみたいだからあまりシフトに入れない…」という状況になると、空き時間を上手く使えず、アルバイトで稼げないでしょう。バイトを掛け持ちしていると、「空いた時間にもうひとつのアルバイトをしよう」といった稼ぎ方ができるので、収入を増やしやすくなります。

色んな人と接することができる

バイト仲間や店長など、色んな年代の人と交流する機会が増える点も、バイトを掛け持ちするメリットです。色んな人と接することで、一生付き合える人と仲良くなれる可能性があります。

バイトを掛け持ちせず、接する人がいつも同じだと、代わり映えのしない働き方に飽きてしまうケースもあるでしょう。このように色んな人と関われるところが、バイトを掛け持ちするメリットです。

様々なスキルを磨ける

複数のバイトを掛け持ちすると、色んな仕事ができるため、様々なスキルを磨ける点も掛け持ちをするメリットです。例えばメインで接客系のバイトをし、サブとしてデスクワーク系のバイトをすれば、接客能力とPCスキルの両方を磨けます。

また色んなバイトをすることで、自身の得意分野や適性が見えてくることがあり、どのスキルを磨くと自分の強みを活かせるのかが見えてくることもあるでしょう。このように様々なスキルを磨ける点も、バイトを掛け持ちするメリットと言えます。

バイトを掛け持ちするデメリット

バイトを掛け持ちするデメリットは、主に以下の2つです。

  • 疲れやすくなる
  • シフトなどの調整が難しくなる

「状況によっては掛け持ちをしない方が良かった…」と思うこともあるので、上記2つのデメリットも把握しておきましょう。

疲れやすくなる

バイトを掛け持ちすると、体力面・精神面で辛さを感じやすくなる点がデメリットです。労働時間が長くなったり、バイト先に応じて必要な知識を学んだりなど、バイトを掛け持ちすると負担が大きくなりやすいです。

バイトの掛け持ちによって無理をすると、体調を崩しやすいため注意する必要があります。また疲れによって通勤中や勤務中に事故などの、思わぬアクシデントに見舞われないよう気を付けることも大切です。体調不良や怪我などによって、長期的にバイトができなくなる状況を避けるためにも、掛け持ちによる疲れには注意しましょう。

シフトなどの調整が難しくなる

掛け持ちバイトの数が増えるほど、シフト調整が難しくなる点もデメリットと言えます。プライベートの予定が忙しい場合には、バイトを掛け持ちするとスケジュール管理がさらに難しくなり、同じ日時に複数のバイト先でシフトを入れてしまうなどの状況になりかねません。

スケジュール管理にミスが生じると、バイト仲間や勤務先に相談する必要が生じて、迷惑をかけてしまう可能性も考えられます。毎週・毎月のスケジュール管理の負担が増えると、「バイトを掛け持ちするより、ひとつに絞った方が楽かもしれない…」と感じるかもしれません。

掛け持ちバイトで賢く稼ぐコツ

バイトを掛け持ちして稼ぐ際のコツは、以下をご覧ください。

  • メイン・サブを決める
  • 似た仕事を選ぶ
  • 週末は単発バイトで稼ぐ
  • 労働時間が少ないバイトを掛け持ちする
  • 無理なく続けられるバイトを選ぶ

上記5点を把握しておけば、効率良く稼げたり前向きにバイトできたりするので、次の項目から順番に確認していきましょう。

メイン・サブを決める

バイトを掛け持ちする場合、メインとサブを決めて、働く日時を決めることをおすすめします。メインバイトはシフトを固定し、サブには柔軟にシフトを調整できるバイトをすればスケジュール管理をしやすく、空き時間も上手く使えるでしょう。

具体的には、メインのバイトとしてコールセンターを選び、サブとしてイベントスタッフのバイトをする方法などがあります。コールセンターは時給の高い求人があり、イベントスタッフは単発で働ける求人があるため、上手くスケジュール管理をすれば掛け持ちバイトで賢く稼げます。

似た仕事を選ぶ

掛け持ちバイトで効率良く稼ぎたい場合には、似た仕事を選ぶ方法もひとつの手です。例えばメインとサブの両方を飲食店にすると、どちらのバイトでも似た業務をすることになり、仕事を覚えやすくなると期待できます。

またデスクワーク系のバイトを複数掛け持ちすると、それぞれのバイトで異なるPCスキルを磨けるなど、より効率良く能力を向上できるかもしれません。ただしバイト先によっては、似た業務との掛け持ちを禁止している可能性もある点には注意が必要です。

週末は単発バイトで稼ぐ

バイトを掛け持ちする際は、週末を単発バイトのために空けておく方法もおすすめです。イベントスタッフなどのバイトは週末に多くの人手を要することがあり、スポットで働きやすいでしょう。

また週末には遊びなど、プライベートの予定を入れたい週も出てくるかもしれません。そういった際、メインのバイトを平日のみに固定しておけば、毎回のシフト相談に関する手間暇を省けるなど、予定を立てやすくなるでしょう。

労働時間が少ないバイトを掛け持ちする

教育系のバイトなど、時給が高く、労働時間が少ないバイトを掛け持ちすることで、効率良く稼げるケースがあります。例えば塾講師や家庭教師は「1コマ60分、2,000円~」「1コマ100分、3,400円~」など、授業時間単位で時給を受け取れるバイトがあります。

そのため、「短時間しか働けないけど、他のバイトより時給が高いから、他の塾講師や家庭教師のバイトと掛け持ちして、うまくバイト時間を調整すれば、効率良く稼げる」という働き方が可能です。教育系のバイトを掛け持ちすれば、働く中で様々な指導法を習得できる可能性も高まるため、スキルアップの点からも稼ぎやすくなるでしょう。

無理なく続けられるバイトを選ぶ

体力的に余裕を持って働けるバイトや、気楽に働けるバイトなどは、長く掛け持ちしやすいため、長期的に見て稼ぎやすいです。一般的に長くバイトするほど職場環境や仕事内容に慣れやすいため、負担を感じづらくなるでしょう。

またバイト先の人間関係が良かったり、楽しんで働ける業務内容だったりすると、より前向きに働けるはずです。「いつも気が付いたらバイトの時間が終わっている」と感じられるほど、掛け持ちバイトの負担を感じづらく、無理なく稼ぎやすくなるため、職場の人間関係や労働環境、仕事内容にも注目すると良いでしょう。

掛け持ちしたい人におすすめのバイト

掛け持ち希望の人には、以下のバイトがおすすめです。

  • 軽作業・組立など
  • 事務
  • 電話対応・コールセンター
  • イベントスタッフ
  • 引っ越し
  • 配達

上記6つのバイトが、なぜ掛け持ちにおすすめなのかなどについて解説していきます。

軽作業・組立など

軽作業・組立などのバイトは単純作業が多く、人とあまり関わらない仕事があるため、黙々と働きたい人におすすめです。メインバイトの仕事内容が複雑な場合には、軽作業・組立などのバイトで黙々と働くことで、気分転換になるかもしれません。

また軽作業・組立などのバイトはシフト制を採用している企業があり、勤務時間の相談がしやすい点も、掛け持ちバイトとしておすすめする理由のひとつです。中には時給1,000円台後半の求人もあるので、軽作業・組立などのバイトが気になった方は、以下から詳細をチェックしてみましょう。

事務

空調完備のオフィスで働けるなど、職場環境が快適なケースが多いところが、バイトの掛け持ちに事務をおすすめする理由です。事務のバイトは基本的に座って働けることが多く、中には未経験で応募できる求人もあります。

「週休2日」「週4日以上の勤務が可能な人募集」など、事務のバイトは比較的勤務日数が多い傾向があるため、メインバイトにすると良いでしょう。

電話対応・コールセンター

「勤務日時を柔軟に決められて、快適なオフィスで働けるバイトを掛け持ちしたい」という人には、電話対応・コールセンターがおすすめです。電話対応・コールセンターのバイトはシフト制を採用している求人があり、勤務日時を相談できるケースがあります。

また空調や休憩室完備など、快適なオフィスで座り仕事ができる求人がある点も、電話対応・コールセンターの魅力です。1,000円台後半など高時給の求人もあるため、電話対応・コールセンターのバイトで掛け持ちしたい場合には、以下から求人内容をチェックしてみましょう。

イベントスタッフ

サブとして働ける求人がある点が、イベントスタッフを掛け持ちバイトとしておすすめする理由です。イベントスタッフは登録制の求人や月1日から働ける求人があるため始めやすく、メインバイトのシフトに入れなかった際などでも、空き時間を有効活用して稼げます。

日払いOKの求人があったり、一般的なアルバイトより高い時給が設定されることがあったりする点も、イベントスタッフの魅力です。また様々な勤務地・仕事内容で働ける求人もあり、新鮮な気持ちで働きやすい点もイベントスタッフのおすすめポイントです。

引っ越し

バイトの掛け持ちを考えている人におすすめの「引っ越し」は、時給が高く設定されやすく、早めにバイト代を受け取れるケースがある点が魅力的です。引っ越しのバイトには日給15,000円を超える求人があり、中には日払いや週払いに対応しているバイトもあります。

シフト自由・1日ごとに自己申告可能など、柔軟に勤務日時を決められる引っ越しバイトがある点も、掛け持ちにおすすめする理由です。1日でたくさん稼ぎたい人や、早く給料を受け取りたい人など、柔軟に働ける掛け持ちバイトを探している人は、以下から引っ越しの求人をチェックしてみましょう。

配達

一人で黙々と働きたい人は、配達のバイトを掛け持ちすると良いでしょう。配達の仕事内容は、家電や食材などの荷物を運ぶことで、一人で働くケースも少なくありません。

そのため先輩や上司などと接する時間が他のバイトより少ない傾向があり、気楽に働けると感じる人がいます。様々な場所に荷物を届けるバイトだけでなく、特定のエリアを移動するバイトもあるので、ルーティンワークが好きな人もチェックしてみると良いでしょう。

バイトを掛け持ちする際の注意点

バイトを掛け持ちする際には、以下の5点に注意しましょう。

  • 全バイト先に掛け持ちすることを伝えておく
  • 税金面の負担を考える
  • 必要に応じて確定申告をする
  • 週当たりの法定労働時間を把握しておく
  • 働きすぎに注意する

次の項目から、上記の「賢くバイトを掛け持ちするための注意点」を順に解説していきます。

どちらのバイト先にも掛け持ちすることを伝えておく

掛け持ちをする際、勤務先に他のバイトもすると伝えておくと良い理由は、トラブルを避けやすくなるからです。中には、同業他社でのバイト掛け持ちを禁止している会社・店舗もあるでしょう。そういった際、後でバイトを掛け持ちをしていることがわかると、トラブルになる可能性があります。

またシフトを決める際などにも、掛け持ちをしていると予め伝えておくと、スムーズに調整できるはずです。隠しながらバイトをすると、他にも面倒なことになる可能性があるため、掛け持ちをする際には予め勤務先に伝えておくことをおすすめします。

税金面の負担を考える

バイトを掛け持ちする場合、支払う税額を考えておくと、より賢く働けるでしょう。複数の収入源があると、稼いだ総額を把握しづらくなるため、予想よりも稼いで税金の支払額が増える可能性があるからです。

基本的には年収が103万円を超えると所得税が発生するので、年収104万円を稼ぐより、年収103万円未満にとどめた方が良いかもしれません。親に扶養されている場合、掛け持ちバイトによって収入が増えることで扶養対象外となり、親の支払税額が増える可能性もあります。

このような点からバイトを掛け持ちする際には、税金面の負担に注意することをおすすめします。

確定申告の必要が生じる可能性ある

状況によっては確定申告が必要となる可能性がある点も、バイトを掛け持ちする際におさえておきたい注意点です。年末調整では複数の勤務先における所得税関連の手続きをしてもらえません。

そのため、バイトの掛け持ちによって年収103万円を超えたなど、所定の条件を満たした場合には自身で確定申告する必要があります。

週あたりの法定労働時間がある

バイトを掛け持ちする際には、一週間あたりの法定労働時間がある点もおさえておきましょう。労働基準法では週に40時間までが法定労働時間となっており、40時間を超える場合には割増賃金となることが定められています。全バイト先での総労働時間が40時間を超えた際に割増賃金となるため、掛け持ちしている場合、バイト先が別のバイトでの労働時間を把握していないと、トラブルになる可能性があります。

例えばバイト先Aで週に30時間働き、バイト先Bで週に20時間働いた場合、40時間を超えた分が割増賃金になるのですが、掛け持ちしていると両方のバイト先が、別の勤務先の労働時間を把握できないかもしれません。同様に、1日あたりの法定労働時間が8時間と定められている点もおさえておきましょう。

働きすぎて体調を崩さない

バイトを掛け持ちすると、勤務や移動に時間がかかりやすくなるため、疲れが溜まって体調を崩しやすくなると考えられます。予想外の残業を頼まれたり、プライベートの予定が入っていて忙しかったりすると、食事や休憩の時間を取れないこともあるでしょう。

こういった状況が続くと心身に負担がかかりやすく、過労や病気などのリスクが高まるため注意が必要です。体調の悪化が深刻になると長期的にバイトを休まなければいけなくなったり、通院が必要になったりする恐れがあるため、掛け持ちによる働きすぎには気を付けましょう。

バイトの掛け持ちに関するよくある質問

バイトの掛け持ちに関するよくある質問は、以下の通りです。

  • 3つ以上のバイト掛け持ちは難しい?
  • マイナンバーをバイト先に提出すると掛け持ちしていることがバレる?

バイトの掛け持ちをするかどうか、適切な判断をするため、上記2つの疑問を解消していきましょう。

3つ以上のバイト掛け持ちは難しい?

バイトの掛け持ち数を3つ以上にすることは難しいですが、無理ではありません。例えばイベントスタッフなどのバイトには「月1回~の勤務可能」などの求人があるため、3つ以上の掛け持ちが可能です。

ただし掛け持ちをするバイトが増えるほど、スケジュール管理が難しくなったり、ひとつのバイト先での勤務に慣れづらくなったりするなど、デメリットを感やすくなる点には注意しましょう。

マイナンバーをバイト先に提出すると掛け持ちしていることがバレる?

マイナンバーをバイト先に提出しただけでは、掛け持ちしているとバレないと言われています。この点についてデジタル庁の公式サイトには、「マイナンバー制度により副業を行っている事実が新たに判明するものではない」と明記されています。
※参考:よくある質問:マイナンバー制度について(総論)|デジタル庁 (digital.go.jp)

ただしバイトを掛け持ちしていることを隠していると、後々トラブルになる可能性がある点には注意が必要です。

上手くバイトを掛け持ちしたい場合は求人ジャーナルを活用しよう

バイトを掛け持ちすると、効率良く稼ぎやすくなるうえ、色んな人と接することができるなどのメリットがあります。その一方で疲れやすくなったり、シフトなどの調整が難しくなったりと、バイトを掛け持ちすることでデメリットと感じるケースもあるでしょう。

本記事でお伝えした、「掛け持ちバイトで賢く稼ぐコツ」を参考にして、あなたに合う働き方を模索すれば、掛け持ちのデメリットを最小化しつつ、メリットを最大限享受できるはずです。またバイトを掛け持ちする際には、どのバイトを選ぶかも非常に重要となります。

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時給順・日給順などの並び替えも可能なので、早速求人ジャーナルを使ってあなたに合う掛け持ちバイトを選んでみましょう。

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