「事務職って何をするの?」「転職を考えているけど、年収が下がるのは不安」「興味はあるけど、自分に向いているかわからない」そんな悩みを持つ方に向けて、事務職の基本をわかりやすくまとめました。
事務職は人気が高い分、転職では「業務に活かせるスキルや資格」があると、強みとして評価されやすくなります。
また、「入社してみたら想像以上につらかった……」とならないように、事務職のメリットや注意点に加えて、適正がわかるチェックリストも用意しました。
「事務職が自分に向いているか」「無理なく続けられる仕事か」を見極めるために、ぜひ最後まで読んでみてください。
本記事でわかること
- 事務職の仕事内容一覧
- 事務職の給与(年収・月収・時給)|職種による年収の違いも解説
- 事務職は働きやすい?メリットと注意点
- 【チェックリスト付き】事務職に向いていない人の特徴
事務職とは何か?

事務職とは、書類管理や社内手続きなどを通じて、会社の業務がスムーズに進むよう支える仕事の総称です。
具体的には、データ入力、書類作成・管理、社内手続き、電話・メール対応など、幅広い役割を担います。
事務職は、売上や生産のように成果が数字として見える仕事ではありません。
目立ちにくい仕事ではありますが、従業員が本来の業務に集中するための基盤をつくる、会社にとって欠かせない存在といえます。
事務職は業務の詰まりを防ぐ立役者
「事務職=単純作業をこなすだけ」というイメージを持っていませんか?
もちろん、データ入力や書類作成などの定型業務も大切な仕事です。
しかし実務では、業務全体が滞りなく進むよう、手続きやスケジュールを整える役割も担います。
たとえば、必要書類に不備があったり、申請が抜けていたりすると、契約・請求・納品といった手続きはすぐに止まってしまいます。
事務職は、関係者に確認を取りながら社内手続きを滞りなく進め、書類の不備や申請漏れを防ぎます。
さらに、決められた期限を守ることで、こうした「業務の詰まり」が起きないよう支えているのです。
営業担当が顧客対応に集中できるのも、契約書やスケジュール管理、社内手続きが裏側で整っているからこそです。
また、経営陣が正確な判断を行うためには、データ管理や資料作成といった土台づくりは欠かせません。
このように事務職は、会社全体の業務をスムーズにつなぎ、組織が成果を出せる環境を支える重要な存在といえるでしょう。
事務職とはどんな仕事?主な仕事内容一覧

事務職は、会社全体の業務が滞りなく進むよう、日々の運営を縁の下から支える役割を担っています。
ここからは、実際どんな仕事を通してサポートしているのか、具体例を交えながらわかりやすく紹介していきます。
書類作成
事務職の代表的な業務が、社内外で使用する各種書類の作成です。
正確に分かりやすく書類を整えることで、業務を円滑に進め、認識違いや手戻りを防ぎます。
この一連の流れとして、誤字脱字のチェックや体裁の調整、関係者への共有まで担当することも少なくありません。
社内文書は、業務の進捗や決定事項を記録し、社内で共有するための書類です。
一方、社外文書は取引先・顧客とのやり取りに用いられる書類です。
会社の信用に直結するため、宛名・金額・期日などのミス防止が欠かせません。
事務職が扱う社内文書と社外文書の代表例
社内文書
申請書類/稟議書・経費精算・押印申請など
(承認を求めたり、願い出たりする書類)
報告書・日報
(進捗報告、作業内容の記録)
会議資料・議事録
(決定事項の共有、後日の確認用)
各種台帳・管理表/備品管理・契約管理台帳など
(会社の状態を把握し、最新の情報を維持する書類)
社内通知・回覧
(連絡事項の周知)
社外文書
見積書
請求書・納品書・領収書
注文書・発注書
契約書
(作成補助、内容確認、製本・押印手配など)
送付状・案内状
書類やデータのファイリング(紙・電子)
事務職のファイリングとは、日々発生する書類やデータをルールに沿って整理し、所定の場所に保管する業務です。
紙はファイルやキャビネットへ、電子データは共有フォルダや指定の保存先へ格納し、社内で同じ基準で扱える状態に整えます。
情報を迷わず探せるように整理しておくことで、確認がスムーズになり、紛失や情報漏えいなどのリスクも抑えられます。
書類管理のポイント(保管・期限・機密)
紙・電子の保存ルール
紙はファイル名や分類をそろえて所定の場所に保管し、電子データはフォルダ構成と命名ルールを統一
誰が見ても同じ場所にたどり着ける状態にすることがポイント
原本管理
契約書など原本が必要な書類は、保管場所・管理者・持ち出し手順を明確にして、誤廃棄や紛失を防止
押印が必要な書類も同様に、所在が追える形で管理
更新・期限管理
契約更新日や請求締め日、支払期日などは一覧で管理し、期限前に確認できるように運用
対応漏れを防ぐことで、取引先とのトラブル回避につながる
機密情報の取り扱い
個人情報や取引情報などは、閲覧権限の設定や施錠保管を徹底
持ち出しが必要な場合は記録を残し、返却まで管理することで情報漏えいリスクを減少
データ入力・集計
事務職では、書類やメールで受け取った情報を、社内システムやExcelなどに入力し、必要に応じて集計・整理する業務が発生します。
たとえば、売上や請求データの入力、顧客情報の更新、在庫や進捗の集計などが代表例です。
数字や内容に誤りがないか確認しながら進める必要があり、入力後に元データと照合したり、計算ミスがないかチェックしたりする作業も行います。
ミスなく素早く処理できると、周りからも頼りにされやすくなります。
電話・メール・来客対応
社内外からの問い合わせに対応する「窓口業務」も事務職の大事な役割です。
特に多いのは、用件を最初に受ける一次対応です。用件を正確に把握し、緊急度や内容を整理したうえで、担当部署や担当者へつなぎます。
しかし、事務職は単に取り次ぐだけが仕事ではありません。
よくある問い合わせにはその場で回答したり、必要事項の案内をしたりするなど、自分で対応できることは率先して行う必要があります。
こうした対応によって、お客様を待たせずに済むだけでなく、担当者の負担軽減にもつながります。
備品管理・発注
事務職は、社内で使用する備品(デスク・プリンタなど)や消耗品(消しゴム・コピー用紙など)、衛生用品(トイレットペーパーなど)を欠品させないよう、在庫を管理し必要に応じて発注します。
在庫状況を定期的に確認し、不足しそうなものは早めに手配して、業務に支障が出ないよう調整するのが主な役割です。
単に発注するだけでなく、使う量に合わせて数量を適正化し、無駄な在庫や支出を増やさないようにするなど、コスト管理の意識を持つことも大切です。
こうした先回りの対応や細やかな気配りが、社内業務を円滑に進める土台になります。
備品管理・発注の具体的な作業
どの備品を管理するか決める
コピー用紙・文房具・封筒など、管理対象を一覧にする
備品の置き場所を決める
誰でもすぐ見つけられるよう、棚や引き出しにラベルを貼る
発注するタイミングや数量を決める
「残り〇個になったら発注する」などの基準を決めておく
定期的に在庫を確認する
週1回・月1回など、在庫数をチェックして不足を防ぐ
納品された備品を確認・補充する
数量や商品に間違いがないか確認し、所定の場所へ補充する
発注や在庫の記録を管理する
発注日や数量を記録し、余りすぎ・不足しすぎがあれば調整する

事務職にはどんな種類がある?代表的な職種をかんたんに紹介

事務職は、担当する部署や業務範囲によって呼び方や役割が異なります。
代表的なものには、幅広い事務作業を担う一般事務、見積書作成や受発注対応で営業活動を支える営業事務、伝票処理や入出金管理などお金の管理に関わる経理事務などがあります。
職種によって仕事内容や求められる知識が変わるため、「自分に合う事務はどれか」「未経験でも挑戦しやすい事務はどれか」を判断するには、違いを整理しておくことが大切です。
事務職の種類・分類を一覧で確認し、仕事内容の違いや向いている人の特徴を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

公務員の事務職とは

公務員にも事務職があり、民間企業の事務職とは目的や仕事の進め方が異なります。
公務員の事務職は、行政サービスを公平かつ安定的に提供することが役割です。
法令や条例に基づいて手続きを進める場面が多く、正確性に加えて公平性や透明性が重視されます。
地方公務員の事務(市区町村・都道府県)
地方公務員は、市区町村や都道府県などの自治体(市役所・区役所、町村役場・都道府県庁あるいはその出先事務所など)で働き、地域の行政サービスが円滑に回るように事務を担います。
都道府県と市区町村の業務の違い
市区町村
住民に近い立場で、窓口対応や各種手続きなど、生活に密着した業務が中心になりやすい
都道府県
市区町村をまたぐ広域の仕事や、市区町村との連絡調整、より大きな枠組みの事業運営を担うことが多い
参照/ 厚生労働省|職業情報提供サイト job tag|地方公務員(行政事務)
国家公務員の事務(中央省庁・出先機関)
国家公務員は、中央省庁(内閣府・厚生労働省・文部科学省など)や、地方の出先機関(税務署・ハローワーク・法務局など)などで働き、国の制度や政策が適切に運用されるよう事務を担当します。
中央省庁と出先機関の違い
中央省庁
政策・制度の企画立案や、予算・国会関連など、国全体の枠組みに関わる業務が中心になりやすい
出先機関
制度や施策を現場で運用し、許認可などの手続きや相談対応など、地域での実務を担うことが多い
参照/ 厚生労働省|職業情報提供サイト job tag|国家公務員(行政事務)
事務職の給与(年収・月収・時給)|職種による年収の違いも解説

事務職への転職を考えるうえで、給与水準も気になるポイントではないでしょうか。
ここでは、事務職の平均給与に加えて、一般事務や営業事務など職種別の年収の違いについてもみていきます。
事務職の年収・月収・時給の相場
まずは事務職の平均的な給与(年収・月収・時給)について、当社「求人ジャーナルネットサーチ 事務・オフィスワーク 平均月給・平均時給の給与データ」より紹介します。
事務・オフィスワークの平均給与
| 給与形態 | 金額 |
|---|---|
| 平均年収 | 3,331,528円 |
| 平均月収 | 220,631円 |
| 平均時給 | 1,202円(アルバイト・パートの場合) 1,440円(派遣社員の場合) |
※年収は、平均月収をもとに賞与等を加味して算出
※データは、2025年12月31日時点の金額
事務・オフィスワークの平均年収は、全職種の全国平均年収3,671,851円と比較すると、やや低い水準にあります。
事務職の職種による年収の違い|一般事務/営業事務などでの差
職種によって年収にはどのくらいの差があるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、当社「求人ジャーナルネットサーチ 事務・オフィスワーク 職種別給与データ」が保有する給与データをもとに、職種別の年収ランキングを紹介します。
今後のキャリアプランの参考にお役立てください。
事務職|職種別年収ランキング
| 事務の職種 | 平均年収 |
|---|---|
| 貿易・国際事務 | 3,875,656円 |
| 人事・総務・法務 | 3,534,743円 |
| 経理事務 | 3,443,222円 |
| 営業事務 | 3,341,614円 |
| 一般事務 | 3,214,548円 |
| 学校事務 | 3,020,000円 |
| 医療事務・受付 | 2,925,443円 |
事務職は種類によって年収に差があり、特に専門性が求められる職種(貿易事務、人事・総務など)は、一般的な事務職より高めの水準になりやすい傾向があります。
また、下図の「事務・オフィスワークの年収分布」を見ると、300万〜350万円前後がひとつの目安となっていることがわかります。
事務職は「大幅な高収入を狙う」というより、安定した働き方を軸にキャリアを築きたい人に向いた職種といえるでしょう。
とはいえ、経験を積んで対応できる業務範囲を広げたり、専門領域に寄せたりすることで、昇給やキャリアアップにつなげやすい点も魅力です。

事務職に必要なスキル

ここからは、事務職として働くうえで必要になるスキルを紹介します。
事務にはさまざまな種類があるとお伝えしましたが、すべての事務職に当てはまる基礎的なスキルと捉えていただくと良いでしょう。
まずは押さえたい「パソコンの基本操作」
事務職では、「ほぼすべての業務でパソコンを使用する」といっても過言ではありません。
たとえば、以下のような業務はどれもパソコンなしでは成り立ちません。
| メールやチャットツールでの連絡 |
| 顧客情報やスケジュール、在庫の管理 |
| 請求書や見積書の発行 |
| 会議用のプレゼンテーション資料の作成 |
「タイピングがスムーズにできる」「ファイルの保存や管理が正しくできる」「メール添付やPDF化などが迷わずできる」といった、パソコンを抵抗なくスムーズに使えることが、事務職の何よりの大前提となります。
Excel・Wordなどのパソコンツール操作
パソコンを使った業務の中でも、書類作成やデータ入力・集計は日常的に行います。
そのため、ExcelとWordの基本操作は、多くの職種で求められる共通スキルです。
(業務内容によってはPowerPointも使用)
実際に求人の応募条件にも、これらのスキルは頻繁に記載されています。
具体的には、次のような操作ができると実務で役に立ちます。
Excel
データ入力・リスト作成・基本関数(SUM、AVERAGE・VLOOKUP等)を使ったデータ集計など
Word
基本的なビジネス文書の作成(議事録や回覧文書など)・フォーマットに沿った文字入力(送付状・契約書など)
書類作成やデータ入力はExcelやWordだけでなく、会社専用のシステム(顧客管理ソフトなど)を使うこともあります。
未経験のツールであっても抵抗を感じることなく、「まずは使ってみよう」と思える柔軟性も立派なスキルのひとつです。
正確性とスピード
事務職は、まずは正確さが不可欠です。
ミスがあると確認や修正に時間がとられ、結果的に遅くなってしまいます。
だからこそ、見直しやダブルチェックで「ミスを出さない」ことが基本になります。
そのうえで慣れてきたら、正確さを崩さない範囲でスピードを上げていくのが理想です。
「早いけどミスが多い」より、「正確で、しかも早い」を目指せる人ほど頼られます。
マルチタスク・優先順位付け
事務職は業務範囲が広く、ルーティン業務に加えて、急な依頼や割り込み対応が入ることも少なくありません。
これは料理と似ています。
ハンバーグを焼きながらサラダを作り、食器を用意して洗い物も進めるというように、同時進行で段取りよく進めるイメージです。
たとえば備品発注の途中で、精算業務がはいったり、急な資料作成を依頼されたりすることもあります。
こうした状況でも業務を滞らせないために、優先順位を見直してスケジュールを調整し、期限内に進める力が必要です。
コミュニケーションスキル
「事務職にコミュニケーションスキルが必要なの?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし事務職は、周囲のサポートや社内外との連携が中心となるため、正確に情報を伝える力と、相手の意図を汲み取る力が欠かせません。
たとえば、一次対応でお客さまから預かった情報を担当者へ漏れなく・分かりやすく共有し、決定事項をお客さまへ適切にフィードバックするなど、社内外の「橋渡し役」を担う場面があります。
そのため、報告・連絡・相談を徹底し、関係者とスムーズに調整できるコミュニケーションスキルは、事務職に求められる重要なスキルです。
事務職は未経験でも目指せる|チャレンジしやすい職種は?

必要なスキルを見ると「自分には難しいかも……」と、ハードルが高く感じた方もいるかもしれません。
しかし、事務職は未経験からでも目指せる仕事です。
実際、事務職として活躍している人の中にも、最初から完璧なスキルがあったわけではなく、入社後に業務を通じて身につけた人は多くいます。
たとえば、未経験歓迎の求人で事務の基礎を身につけたり、派遣・契約社員で経験を積んで正社員を目指す方法もあります。
「スキルや経験がないから」と諦める必要はありません。
大切なのは、未経験でも採用されやすい入口から経験を作ることです。

事務職は人気が高く採用のハードルは高め
ただし、事務職は人気が高く、採用のハードルは高めです。
厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年4月分)」によると、事務従事者の有効求人倍率は0.38倍で、求職者数に対して求人が少ない状況です。
簡単にいうと、1件の求人を3人で奪い合っている状態といえます。
そのため、人気企業や条件の良い求人ほど応募が集まりやすく、経験者が優先されやすい傾向にあります。
未経験から経験を作るなら、まずは業務手順がある程度決まっていて、未経験歓迎の求人も多い「一般事務・受付事務」が入口になりやすいでしょう。
また、職種にこだわりすぎず「補助業務」「サポート業務」から経験を積める求人を選ぶのも現実的な方法です。
データ入力や書類作成などの補助で「事務の基礎」を身につけておくと、次の転職でより幅広い事務業務に挑戦しやすくなり、正社員登用を狙う場合にも評価されやすくなります。
未経験から目指しやすい事務職の種類をもっと詳しく知りたい方や、採用につながる求人の探し方を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

事務職は働きやすい?メリットと注意点を解説!

事務職は「働きやすそう」というイメージがある一方で、職場や担当業務によって忙しさや大変さも変わります。
事務職の働き方について、メリットと事前に知っておきたい注意点をあわせて解説します。
自分に合う働き方かどうかを思い浮かべながら、読み進めてみてください。
残業は少なめだが、時期によって忙しさが変わることがある
事務職は、現場仕事に比べると残業が少ない職場が多い傾向があります。
とはいえ、いつも同じペースで働けるとは限りません。
たとえば、月末月初の締め作業、請求書の処理、決算期、繁忙期のサポートなど、特定の時期だけ急に忙しくなることがあります。
求人を見るときは「残業が少ないか」だけでなく、繁忙期の有無やその時期についても、あらかじめ確認できると安心です。
デスクワーク中心で体力的負担は少ない
事務職はパソコン作業や書類対応、電話・来客対応など、デスクワークが中心です。
立ち仕事や力仕事が少ないため、体力面の負担は比較的軽めといわれています。
ただし、パソコン作業で肩こりや目の疲れが出たり、電話対応が多い職場だと気を使う場面が増えたりもするでしょう。
体力的には楽でも、疲れ方が違う点は知っておくとギャップが減ります。
ルーティンワークが多く、働くペースを安定させやすい
事務職は毎日繰り返すルーティン作業が多く、慣れてくると業務の見通しが立ちやすいため、自分のペースで段取りを組みやすい仕事です。
コツコツ進めるのが得意な人や、「急な変化が多い仕事は苦手」という人には向いているでしょう。
ただし、事務職の中でも仕事内容には違いがあります。
一般事務は比較的ルーティン色が強い一方で、営業事務や総務事務は社内外とのやり取りや突発対応も多く、適度に変化があります。
そのため、単調な作業ばかりだと飽きやすい人は、変化のある事務職を選ぶと働きやすい場合があります。
ワークライフバランスを重視しやすい
土日休み・定時退社・有給が取りやすいなど、生活とのバランスを取りやすい求人が多いのも事務職の魅力です。
家庭やプライベートの予定を立てやすいので、長く続けやすい仕事として選ばれることもあります。
ただし、働きやすさは会社によって差があります。
求人を見るときは「休日数」だけでなく、「残業時間」「有給取得率」「子育て支援制度の有無」「転勤の有無」なども確認しておくと安心です。
一方で「事務職やめとけ」と言われるのはなぜ?
「事務職はやめとけ」といわれる背景には、仕事内容や働き方が合わず、ストレスを感じる人が一定数いることが挙げられます。
主な理由は次のとおりです。
| 評価されにくいと感じることがある 成果が見えにくい |
| ミスが目立ちやすい 請求・金額・日付など、正確さが不可欠 |
| 単調に感じることがある 同じ作業が続きやすい |
| 人に合わせる場面が多い 依頼対応・調整・電話応対など |
ただ、逆に言えば、丁寧さ・正確さ・気配りが得意な人には強みを活かせる仕事です。
自分の得意・苦手と照らし合わせて選べば、事務職は十分「働きやすい仕事」になり得るでしょう。
事務職に向いていない人の特徴とは?【チェックリスト付き】

ここからは、「自分が事務職に向いているのかいまいち自信が持てない」という方に向けて、向いていない人の特徴をチェックリスト形式で紹介します。
次の項目に複数当てはまる場合は、事務職で評価されにくかったり、ミスやストレスが増えやすかったりする可能性があります。
逆に、当てはまる項目が少ない人は、事務職の適性があるタイプといえるでしょう。
「入社してみたら想像以上につらかった……」とならないために、まずは客観的にチェックリストで確認してみましょう。
【適性診断】あなたは事務職向き?特徴チェックリスト
| 特徴・傾向 | 起こりやすいトラブル |
|---|---|
| 細かい確認作業が苦手 | 入力ミス・確認漏れが多い |
| 単調な作業を強い苦痛に感じやすい | 反復作業で集中が切れやすい |
| 締切管理や優先順位付けが苦手 | タスクが重なると破綻しやすい |
| 報告・連絡・相談を後回しにしがち | 抱え込んで手遅れになりやすい |
| コミュニケーションが極端に苦手 | 電話対応や社内調整を避けてしまう |
| 期限やルールを守れない | 締切の遅れや手順漏れが発生しやすい |
| 整理整頓・データ管理が苦手 | 探し物や最新版の取り違えが多い |
| 気分に左右されやすい | 対応や仕事の質にムラが出やすい |
| 相手への配慮やサポート意識が低い | 先回りができず、手戻りを増やしやすい |
チェックリストに当てはまる項目が多い人ほど、「努力でカバーし続ける負担」が大きく、日々の業務が大きなストレスになってしまうかもしれません。
事務職を目指すなら、苦手を理解したうえで「改善・克服に向けて何を実践するか」まで含めて考えておくことが大切です。
事務職に関するQ&A

最後に、事務職の転職でよくある質問や疑問をQ&A形式でわかりやすくまとめました。
- 総合事務職と一般職の違いは何ですか?
-
事務職の募集には「総合事務職」と「一般職」の2つのコースが設けられていることがあります。
役割やキャリアパスには以下のような違いがあります。
総合事務職
企業運営の基盤となる業務(経営企画、人事、総務、経理、営業サポートなど)を幅広く担当します。
特徴
定期的な異動や配置転換を経て、会社全体の仕組みを総合的に理解していきます。
キャリア
将来的に、管理職や役員、組織のリーダー層を担うことが想定されています。一般職
配属された部署において、その部署の仕事に応じた事務作業やサポート業務をこなしていきます。
たとえば、営業の部署に所属していれば「営業事務」、経理なら「経理事務」といった具合です。
特徴
総合事務職に比べ、業務範囲や勤務地(転勤の有無など)が比較的限定される傾向にあります。
キャリア
特定の現場で実務のプロフェッショナルとして、長く安定して組織を支える役割を期待されます。 - 事務職のキャリアパスは?将来性はありますか?
-
経験を積んで対応できる業務の幅を広げたり、得意な分野に寄せて専門性を高めたりすることで、昇給やキャリアアップにつなげやすくなります。
たとえば、まずはデータ入力や書類作成などの一般的な事務から始めて、経験を積むにつれ、総務・人事(労務)・経理といった「より専門性の高い事務」を担当するようになるという流れが代表的です。
専門性が増す分、給与が上がりやすい傾向もあります。
また、同じ業務を継続して経験を深め、チームリーダーや事務の取りまとめ役としてマネジメント職を目指す道もあるでしょう。
将来性については、精算業務やデータ入力などの定型業務はDX・AIで効率化が進みやすいため、これまで通りのやり方だけだと業務が縮小する可能性があります。
一方、業務改善、関係者との調整、ミスを防ぐ仕組みづくりなど「人が担う価値」のある領域を伸ばすことで、市場価値を高めやすくなるでしょう。
- 事務職に資格は必要ですか?有利な資格は?
-
必須ではありませんが、資格はスキルを客観的に示す「わかりやすい材料」になります。
もし、面接や書類選考で他の候補者と評価が並んだ場合、資格が「知識」や「学習意欲」を示す材料になり、採用を後押しすることも考えられます。
また、未経験分野への挑戦の場合、想いの強さの証明として役に立ってくれるでしょう。
事務職全般で評価されやすい資格PCスキルを証明したい人におすすめ
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
Excel・Wordなどの操作スキルを客観的に証明できます。事務職はOffice製品を使うことが多く、実務に直結しやすい資格です。
日商PC検定
Word・Excelの操作に加え、ITを活用した実務力も含めて評価されるため、基礎力を幅広く示せます。
また「仕事としてPCを使えるか」を伝えやすいので、未経験から事務職を目指す方のスキルの裏付けとしても有効です。数字・請求まわりの業務に強くなる
日商簿記(3級〜2級)
経理職に限らず、請求書処理や支払い、売上管理など「お金・数字」を扱う事務で評価されやすい資格です。
3級:基礎固め向きで、初学者でも取り組みやすい
2級:実務寄りで難易度は上がるが、評価されやすい・業務の幅が広がる対人対応・ビジネスマナーの証明になる
秘書検定(2級など)
電話・来客対応、敬語、文書マナーなど、事務の基本スキルを分かりやすく示せます。
事務職の仕事探しなら求人ジャーナルがおすすめ

事務職の仕事を検討している人は、当社のサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
ここからは、当社が提供する「転職エージェント」と「求人サイト」についてご紹介します。
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求人ジャーナルネットってなんですか?
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・転職エージェントと併用することで、より効果的に転職活動を進めることができる

事務職への転職はスキル・資格・向き不向きの見極めがカギ

事務職は未経験からでも始めやすい一方で人気が高く、採用枠によっては競争が激しくなることもあります。
選考を有利に進めるには、基本的なPC操作やマルチタスク、正確に処理する力に加え、MOSや日商簿記などの資格があると強みになります。
また、残業が少なめで体力的な負担も比較的小さい反面、向き不向きがはっきり出やすい仕事です。
自分に合わない業務を選ぶと、無理をし続ける負担が大きくなり、日々のストレスにつながる可能性があるため、仕事内容や働き方をよく見極めて選ぶことが大切です。
エリアと条件から仕事を探す
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag|地方公務員(行政事務)」
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag|国家公務員(行政事務)」
- 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年4月分)」








