30代に差し掛かると仕事にも慣れてきて、今後のキャリアや働き方について考える余裕が生まれてくるでしょう。場合によっては転職を検討されている方もいるかもしれません。
一方で「30代に突入した今、転職活動を始めても遅いのではないか」「30代で未経験の職種に転職はできないだろう」という悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
当記事は、そんな不安を解消できる内容になっています。31歳の転職を成功させるためのポイントや、転職活動の進め方についても解説しますので、転職を考えている方は参考にしてください。
31歳の転職は早めが吉!その理由を解説

「今の職場だと将来が不安」「この先何十年も現職を続けていく自信がない」そう思うのに「30代に入った今、転職活動を始めるのは遅いのではないか」と足踏みしている方もいらっしゃるかと思います。
結論、31歳から転職活動を始めても遅くありません。
【31歳で転職活動を始めても遅くない理由】
- 転職率は30代から徐々に低下していくから
- 年齢を追うごとに求められるスキルの難易度が上がるから
今から転職活動を始めても遅くない理由を知ることで、モチベーションも変わってくるでしょう。次項から詳しく解説していきます。
転職率は30代から徐々に低下する
厚生労働省 令和5年雇用動向調査結果の概要による「3 転職入職者の状況 (1)年齢階級別転職入職率」では、年齢別の転職入職率が分かります。

グラフ全体を見て分かる通り、男女ともに25〜29歳をピークに転職入職率が徐々に低下していることが分かります。30〜34歳の転職入職率は、男性が10.0%、女性が14.2%と比較的高い水準を維持しているものの、それ以降の年代ではさらに低下する傾向があります。
そのため、現在転職を考えている31歳の方は今の内に転職活動を始めることをおすすめします。「まだ大丈夫」と後回しにしていると、転職はどんどん難しくなっていくでしょう。
年齢を追うごとに求められるスキルの難易度が上がる
20代の頃は将来性や潜在能力を見込んだポテンシャル採用が多いですが、30代は徐々にスキル面も重視した採用が増えてきます。
まだ30代に突入したばかりの31歳は、スキル面も見つつ将来性を見込んだ採用をされる可能性がある年齢です。
年齢を追うごとに求められるスキルの難易度は上がっていきますので、現職でスキルを積むことに期待できない場合や、早めに新しい環境で挑戦をしたいと考えているのであれば、31歳のうちに転職活動を始めることをおすすめします。
31歳で転職するメリット

転職希望があるなら早めに取り組んだ方が良いことはお分かりいただけたかと思います。
しかし31歳の段階で転職をすることにどんなメリットがあるのでしょうか。
【31歳で転職するメリット】
- 未経験職種にも挑戦しやすい
- 経験を活かした転職も可能
- 短期間で成功しやすい
31歳で転職するメリットを知っておくことで、自身の幅が広がり、可能性が増えるでしょう。転職活動を始める前にメリットを理解することをおすすめします。
未経験職種にも挑戦しやすい
31歳はまだ若く、これからの伸びしろも十分にあるといえます。そのため、未経験職種への挑戦もしやすいでしょう。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構「ミドルエイジ層の転職と能力開発・キャリア形成~転職者アンケート調査結果~」によると、「転職前後で職種大分類レベルでの変化があった転職回答者の比率:性別×年齢層別」について、一番多いのは30歳~34歳であることが分かります。

以降男女ともに減少傾向にあることから、未経験職種に挑戦したいと考えている方は今がチャンスだと言えます。
35歳以上になると、それまでに積み上げてきた経験やスキルを元に転職をされる方も増えてくるため、未経験職種へ挑戦する機会は徐々に減っていくでしょう。
経験を活かした転職も可能
31歳になると、マネージャーやリーダーといった中間管理職に携わっている方もいるのではないでしょうか。
「今の職場だと将来性を感じないから転職したいけれど、これまでの経験を活かして働きたい」そんな方はキャリア採用を狙えます。
企業によっては「○○の経験が△年以上ある方」「○○のマネージャー経験がある方」といった経験者向けの求人を出していますので、そういった求人を探すと良いでしょう。
短期間で成功しやすい
厚生労働省 令和2年転職者実態調査の概況における「転職について」によると30~34歳では「1ヶ月以上3か月未満」が26.8%と一番高くなっております。
1ヶ月 未満 | 1ヶ月以上 3か月未満 | 3か月以上 6か月未満 | 6か月以上 9月未満 | 1年未満 9か月以上 | |
30歳~34歳 | 14.6% | 26.8% | 19.4% | 6.4% | 2.7% |
「性・年齢階級・現在の勤め先の就業形態、転職活動を始めてから直前の勤め先を離職するまでの期間階級別転職者割合」
このことから、31歳の転職活動は比較的早く終わることが予想されます。「転職活動は時間がかかるから……」と諦めている方は、まずは挑戦してみてはいかがでしょうか。
31歳で転職するデメリット

31歳から始める転職は、メリットばかりではありません。
【31歳で転職するデメリット】
- 20代に比べるとハードルが上がる
- 競争率が高い
- 年収が下がる可能性がある
デメリットも理解していれば、対策を練ることも可能です。スムーズな転職活動にするために、ぜひ参考にしてください。
20代に比べるとハードルが上がる
前述の通り、20代のうちはポテンシャル採用をされることが多いです。一方で30代に突入すると、キャリア採用が増えてくるため、それに見合ったスキルが身についていないと採用のハードルは上がります。
しかし、だからと言って転職ができないわけではありません。きちんと対策を練っていればむしろ20代よりうまく選考に進む場合もあります。
まずは自身に備わっているスキルや長所を洗い出しましょう。それらを理解することで、転職活動の際に何を軸にしてアピールするかが決まります。
競争率が高い
新卒入社から数えるとまもなく10年目を迎える31歳は、現状に疑問や不安を覚えることも増え、ライフスタイルの変化から環境を変えなければならない方も出てくるでしょう。それはあなただけではなく、他の31歳も同じことです。
そのため求人の競争率が高くなりがちです。行き当たりばったりの転職活動をするのではなく、入念に準備をした上で取り組むことをおすすめします。
前述の通りスキルや長所の洗い出しもそうですが、応募書類・面接対策や企業研究など、転職活動時にできることはたくさんあります。これらに力を入れることで、他者より一歩先に進むことができるでしょう。
年収が下がる可能性がある
あなたがもし未経験の職種に転職したいと考えている場合、一からのスタートになるため年収が下がる可能性があります。
一方で、現職での経験・スキルを活かした転職の場合は年収が上がる可能性もありますので、あなたの希望に合わせて挑戦する先を決めると良いでしょう。
年収を重視するのか、未経験職種への挑戦を重視するのかで転職活動の方向性は大きく異なります。この部分がぶれてしまうと採用選考時にも影響が出る場合がありますので注意してください。
31歳で転職をした方がいい人

これまで、メリットやデメリットについて解説してきました。結果「自分は今転職すべきなのか?」と悩んでしまう方もいるかもしれません。
それでは、31歳で転職するべき人はどんな人なのでしょうか。
【31歳 転職をした方がいい人】
- 新たにやりたいことができた
- 今の職場で解決できない問題がある
- ライフステージの変化を見据えている
上記3点に当てはまる方は、転職活動を行うことをおすすめします。詳しく見ていきましょう。
新たにやりたいことができた
前述の通り、31歳はまだ若いといえる年齢です。
年齢を重ねれば重ねるほど、新たなことに挑戦するのは難易度が高くなっていきます。現在やりたいことがあると明確に言える方は、今すぐ挑戦した方がいいでしょう。
31歳であれば、新しいことに挑戦し、失敗したとしても十分やり直しがきく年齢です。未経験職種への挑戦も十分に可能でしょう。
今やりたいことを改めて見直し、数年後に後悔することがないように検討してみてください。
今の職場で解決できない問題がある
例えば現職の人間関係や人事評価制度に不満がある場合、自身の力だけではどうすることもできないでしょう。そのような環境であるならば、なるべく早めに転職活動をすることをおすすめします。
部署や仕事内容は転職をしなくても変えられることがありますが、人間関係や人事評価制度はそうもいきません。
あなたが今抱えている悩みを解決するにはどうすればいいのかを考え、状況によって転職をするかどうか決めると良いでしょう。
ライフステージの変化を見据えている
人生には、結婚する、子どもが生まれる、家を建てるといった様々なライフステージがあります。それらを見据えて次のステップに進む準備をしたいと考えている方は、転職をおすすめします。
例えば結婚をする予定がある方や、ゆくゆくは子どもが欲しいと考えている方で、現在の職場環境が今後の家庭との両立に適していない可能性もあるでしょう。そのような時はなるべく早めに転職活動をし、新しい環境に慣れておくことが必要です。
自身の先を見据えながら、計画的に転職活動を進めていきましょう。
31歳で転職を控えた方がいい人

一方で、転職を控えた方が良い人もいます。
【31歳 転職を控えた方がいい人】
- 転職理由が漠然としている
- 転職以外の選択肢を考えていない
- 企業研究が不足している
上記に当てはまる方は、転職活動を始める前に、本当に自身の環境で転職をした方がいいのか考え直すことをおすすめします。下記より詳しく見ていきましょう。
転職理由が漠然としている
転職の理由を明確に説明できない方は、転職を控えた方が良いでしょう。「なんとなく転職がしたい」という漠然とした考えだと、面接時に見抜かれることがあり、面接官からの印象もよくありません。
仮に転職ができたとしても、その後も「なんとなく」で働き続け、数年後には再び「なんとなく転職がしたい」と思い始めるはずです。
31歳というまだ若いうちは、転職活動もそこまで苦ではないかもしれません。しかし数年後になれば状況が変わってきます。
同じことの繰り返しにならないよう、転職理由は明確に説明できるようにしておきましょう。
転職以外の選択肢を考えていない
自分にはもう転職しかないと思っていませんか?しかし、もしかしたら転職をしなくても現状を変えることができるかもしれません。
「今の仕事は自分に向いていない気がする」「新しいことに挑戦したい」という思いがある場合は、一度上司に相談してみるのはいかがでしょうか。部署異動や、新たな業務が追加になることで、現状を変えることができる可能性があります。
転職は成功するときもあれば、残念ながら失敗してしまう時もあります。無暗にリスクを背負わずに、一旦立ち止まって相談してみるのも良いでしょう。
企業研究が不足している
転職活動を進めるにあたり、企業研究はどのくらい行っていますか?企業研究をしっかりとしているか否かで、採用率は大幅に変わります。
待遇がいい、仕事内容に興味がある程度で転職先を決めるのではなく、その一歩先に進んだ部分を研究してから応募をすると良いでしょう。
逆にそこまでできない場合は、一旦転職活動を見直すことをおすすめします。
3C分析を活用した企業研究
企業研究にはさまざまな方法がありますが、そのうちの一つ「3C分析」についてご存じでしょうか。
3C分析とは「company(自社)」「Competitors(競合)」「Customer(顧客)」の3つのことを指します。それぞれを調べ、深堀りすることで十分な企業研究が可能になります。
下記は3C分析の主な項目になります。これらを参考にまずは企業研究を始めてみませんか?

31歳の転職を成功させるポイント

31歳の転職活動を進めるために、いくつか外せないポイントがあります。下記の7点を押さえることで、よりスムーズに転職活動ができるはずです。
【31歳 転職を成功させるポイント7選】
- 現職を続けながら転職活動をする
- 転職理由はポジティブに
- 自己分析を徹底
- 企業の求人目的を理解
- 市場価値を正確に把握
- 転職の話は内密に
- エージェントの利用
どれも転職活動には必須の項目になります。やり残しがないよう、ぜひ下記よりご覧ください。
現職を続けながら転職活動をする
転職活動を始める際は、現職を続けながら行いましょう。前述の通り、31歳の転職活動期間の最多は1ヶ月以上3か月未満とありましたが、全員がその期間に当てはまるわけではないからです。
現職を辞めた場合、次の仕事が決まるまで給与は受け取れず、生活費の負担が大きくなります。失業保険を受給できる場合もありますが、支給開始まで一定の待機期間があることや、支給額が前職の給与より少なくなることを考慮すると、収入の不安定さは避けられないでしょう。
「貯金があるから大丈夫」という方もいるかもしれませんが、転職活動は1ヶ月で終わる方もいれば1年以上かかる方もいます。
転職活動をしながら現職を続けるのは大変なことですが、いつ転職できるか分からない状態で現職を辞めることはおすすめしません。なるべく現職と掛け持ちしながら行うことをおすすめします。
転職理由はポジティブに
転職を決意した方の中には、ネガティブな理由で決意した方もいるでしょう。しかし書類選考や面接時にネガティブな理由を伝えることは控えるべきです。なぜなら、採用しても同じ理由で離職するのではないかという印象を与えてしまうからです。
ネガティブな理由で転職を決意した方は、他にポジティブな理由がないか今一度洗い出しを行うと良いでしょう。
ライフプランの見直しや今後のステップを考えることで、おのずとポジティブな理由が見つかるはずです。
自己分析を徹底
転職活動において、自己分析は欠かせません。自己分析を行うことで自身の強みや弱み、アピールポイントを整理することができるからです。
自己を理解していると、転職活動時に何を軸にアピールするかが決まってきます。自身の軸をしっかりと持ち、転職活動に挑むと良いでしょう。
自己分析の際、ポータブルスキルに注目すると進めやすいです。ポータブルスキルとは、業種・職種問わずに活用できる職務遂行上のスキルのことを指すため、未経験職種へ挑戦する方も参考にできます。
厚生労働省より提供されている「ポータブルスキル見える化ツール」を活用すると良いでしょう。
下記の表は厚生労働省から発表されている、ポータブルスキルの9つの要素です。自身が当てはまるものがあるかどうか、ぜひご覧ください。

企業の求人目的を理解
企業は様々な理由で求人を出しています。例えば「退職者が出たからその補充をしたい」「新事業を進めるにあたり、人員を増やしたい」「そもそも慢性的に人手不足で困っている」などが挙げられます。
それらを求人票から読み取り、自身はその目的に沿った人材になり得るのか、一度検討してみるとよいでしょう。
「専門的な部署で退職者が出たため急募」といった文面の場合は、即戦力となり得る人材を求めていることや、すぐに勤務開始ができる方を募集していることが分かります。
他にも「経験不問、社会人経験○年ある方」といった文面の場合は、社会人経験さえあればそれ以外の経験はなくても選考対象であることが分かります。
求人票をしっかりと読み、その目的を理解することが転職活動成功の近道です。企業選定時も気を抜かずに進めましょう。
市場価値を正確に把握
転職活動を進めるにあたり、自身の市場価値も知っておくべきことのひとつです。
市場価値を知っておくことで、自身の今の能力以上の求人や自身に当てはまらない求人への応募を減らすことができます。それらを減らすことで、より効率よく転職活動を進めることができるでしょう。
市場価値を知るためには、自身と同レベルの経験・スキル保有者の年収を調査し、業界の状況を知ることで掴めます。転職活動を始める前に、調べておきましょう。
転職の話は内密に
転職活動を始めることは、現職では内密にしておく方が無難です。もし転職を予定していることが社内で広まると、人間関係やあなたの今の立場に支障をきたす可能性があるからです。
前述した通り、31歳の転職活動期間の最多は1ヶ月以上3か月未満です。その間ストレスなく転職活動を進めるために、内密にしておいた方が良いでしょう。
転職の話を職場でする時は、退職を決断した時です。それまでは上司はもちろん、同僚へも伝えることは控えましょう。
エージェントの利用
転職を成功させるためのポイントを紹介してきましたが、これら全てを一人で行うのは難易度が高いと感じる方もいるでしょう。そんな時は転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントはあなたが転職するのに必要なサポートを行います。
現職を続けながら効率よく活動を進める方法や、自己分析・市場価値の相談など、転職に関わることはなんでも相談してみるとよいでしょう。

転職活動の進め方

次に、転職活動の基本的な進め方を解説します。面接の回数が多かったり、適正検査があったりと企業により様々ですが、基本は下記の流れで進んでいくことが多いです。
【転職活動の進め方】
- 事前準備
- 応募・書類作成
- 面接
- 入社検討・退職手続き
大体の流れを掴んでおくことで、スケジュール管理もしやすくなるはずです。同時に複数社へ応募する予定の方は、気を付けておくと良いでしょう。
事前準備
まずは事前準備を始めましょう。行き当たりばったりの転職活動はうまくいかないことが多いです。
前述した企業研究や自己分析を行った上で、自身にマッチした企業選定を行うことをおすすめします。
現職を続けながらの転職活動は、いかに効率よく進めるかが重要になります。だらだら引き延ばさないためにも、この段階でしっかり準備をしておくと良いでしょう。
応募・書類作成
企業選定し、応募をした後は書類作成に進みます。多くの場合、履歴書と職務経歴書が必要になってきます。
応募先企業から、提出書類や提出方法の指定がされるので、それに従い作成すると良いでしょう。
時間のある時にまとめて履歴書を作成しておけば良いと考える方もいるかもしれませんが、それはおすすめしません。なぜなら企業によってほしい人材は異なるからです。
履歴書内で、絶対に変わることがないプロフィールや学歴部分は事前に書いておいても良いですが、PR文や長所・短所を記載する欄は、企業ごとに書き換えると良いでしょう。
面接
面接は、企業によって回数が異なります。
1回の面接で採用になる場合もあれば、役員面接、社長面接にまで進む場合もあります。求人票に記載されていることが多いので、確認しておくと良いでしょう。
面接回数が多い場合は、都度対策をする必要があります。
例えば一次面接では意欲やスキルを確認されることが多く、役員面接では人柄や自社にマッチするかを見られることが多いです。
面接ごとに対策を行い、せっかくの機会を無駄にしないようにしましょう。
入社検討・退職手続き
面接後、数日中に合否の連絡がくるでしょう。合格の連絡が来た場合は、本当にその会社でいいのか改めて考える必要があります。同時進行で面接を進めているところがあれば、その企業との比較も忘れずに行いましょう。
就職先を決断したら、ここでようやく退職手続きに進みます。社内規定に従いながら退職日を決定し、新しい就職先に何月何日から働き始めることができるのか伝えましょう。
求人ジャーナル転職エージェントでは、これら全てのことをフォローします。
事前準備から始まり、書類・面接対策、退職手続きの進め方など、不安に思うことはなんでもご相談ください。

Q&A

31歳の方が転職を進める上で、よくある質問をまとめました。自身に当てはまるものがあれば参考にしてください。
- 公務員を目指したいが31歳でも可能?
-
公務員への転職は、31歳でも可能です。
しかし職種や地域に応じて年齢制限が設けられておりますので、募集要項をしっかり確認してから応募するようにしましょう。
- 直近で転職したばかりだけど大丈夫?
-
直近に転職しているからといって、絶対に応募してはいけないという決まりはありません。しかし不利であることは理解しておくべきでしょう。
「直近で転職をしたのに何故また転職を希望することになったのか?」を明確に説明できなければ、面接官は不信感を覚えます。
ネガティブな回答にならないように事前に答えを用意しておくと良いでしょう。
- 31歳でスキルがないけど転職はできる?
-
31歳でスキルがなくても転職は可能です。なぜなら、まだポテンシャル採用の可能性があり、かつ社会人経験があるため企業としても採用しやすいからです。また「スキルがない」というのは、自身で気づいていないだけの可能性もあります。
ポータブルスキルを見直し、自身ができることを見つけましょう。
求人ジャーナルコラム【30代男性】スキルなしでも転職成功するための秘訣とは?今すぐできる具体的対策を徹底解説 | 求人ジャー… 「30代でスキルがない状態での転職は厳しい」と感じる方も多いかもしれません。 しかし、コツとポイントを抑えればスキルがなくても転職に成功することは可能です。 実際に… - 31歳女性は転職に不利?
-
31歳の女性が転職に不利ということはありません。
30代に突入すると、結婚や出産といった様々なライフイベントが多くなってくる頃であるため、企業側はそれらのイベントに合わせて離職してしまうのではないかと危惧することはあります。
しかし求人を出しているのはそういった企業だけではありません。女性が働きやすい職場を目指している企業も多くあります。
求人票や企業研究を通して分かるはずですので、確認しながら応募をすると良いでしょう。
31歳で転職は難しくない!今すぐ取り組むのがおすすめ

本記事では31歳から始める転職活動の難易度について、解説していきました。
メリットもデメリットもある31歳の転職ですが、自己分析や企業研究を丁寧に行うことでしっかりと対策することができます。
転職活動は働きながら行うのがおすすめです。しかし転職活動はするべきことが多くあるため、自分ひとりでは難しいと諦めてしまう方もいるかもしれません。
そんな時は求人ジャーナル転職エージェントを活用しましょう。あなたの転職活動を全てサポートしますので、ご安心ください。

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