「希望条件」のチェック
まず、自分の「希望条件」をチェックしましょう。それから、その条件に合うような仕事を探しましょう。
「希望条件」といっても、人それぞれいろいろあります。
例えば、なるべく近場で働きたい場合は“勤務地”、自分のスケジュールで働きたい人は“勤務時間”、
やりたい仕事がある人は“職種”、なるべく稼ぎたい人は“時給”などありますが、それ以外にも、“待遇”や“労働環境”によっても違いが出てくるので、じっくりチェックしましょう。
また、「希望条件」が複数出てきてしまった場合、それらに〈優先順位〉をつけておくと、選ぶときに参考になるでしょう。
“専門職”に就きたいと思っている人は、自分の持っている“スキル”を知っておきましょう。
自分の応募する仕事の“スキル”条件が満たない場合は、採用されることは難しいので、現時点での自分にあった仕事を選びましょう。
ただ、「スキルアップ」をすることで仕事の選択肢がどんどん広がっていきます。
企業によっては、“資格取得”をサポートしてくれるところもあるので、積極的に「スキルアップ」を目指しましょう。
「お仕事」を探す
自分の希望条件をまとめたら、「お仕事」を探しましょう。
『求人ジャーナルネット』には様々な『求人情報』があり、その中に、「派遣」の「お仕事」もあるので、チェックしましょう。
まず、トップページの雇用形態から「派遣」を選択しましょう
基本的に3通りのやり方があります。
①左上の「雇用形態から探す」のボタンをクリックして、「派遣」を選択する方法。
②画面下のほうの、「雇用形態別」の「派遣の求人」をクリックするやり方 。
③画面中央のフリーワードで「派遣」とキーワードを入力して検索するやり方 。
また、勤務地などをクリックした後に絞り込むこともできます。
それぞれ、自分にあったやり方で「派遣」のお仕事を見つけてください。
「求人情報」の見方
ファーストインプレッションと仕事詳細画面の画像
1「雇用形態」について
「雇用形態」とは、企業と従業員が結ぶ契約の種類のことです。
一般的なのは、“正社員”・“契約社員”・“派遣社員”・“アルバイト・パート”などがありますが、世の中のニーズに合わせてさらに多様化しています。
“正社員”
企業と直接契約を結ぶ、契約期間が決まっていない「雇用形態」です。
一般的には長期雇用を前提としています。
“契約社員”
企業と直接契約を結ぶ、契約期間が決まっている「雇用形態」です。
雇用契約書に雇用期間と賃金が定められている。“準社員”・“期間社員”などもこれにあたります。
“派遣社員”
「派遣会社」と雇用契約を結び、「派遣先会社」で仕事をする「雇用形態」です。
給与は「派遣会社」から支払われます。基本的に「時給」で支払われることが多いようです。
“紹介予定派遣社員”
「派遣社員」として一定期間(最長6ヶ月)働いた後、「派遣社員」と「派遣先企業」の
互いの合意が得られた場合、派遣先企業の直接雇用が約束されている「雇用形態」です。
“業務請負社員”
「業務請負会社」と雇用契約を結び、「業務請負先会社」で仕事をする「雇用形態」です。
「派遣」と似ていますが、「請負会社」と「請負先会社」は業務単位で契約をしています。
“アルバイト・パート”
一般的には“短時間”、“臨時的”な雇用となる「雇用形態」です。
基本的に「時給」で給与が支払われることが多いようです。
2「職種」について
15系列の“大分類”の職種とさらに細分化された“小分類”の職種が表示されています。
“大分類”
【営業】、【事務・オフィスワーク】、【販売】、【飲食・フード】、【サービス・警備・清掃】、
【イベント・レジャー・娯楽】、【教育・カルチャー・スポーツ】、【理・美容】、【医療・介護・福祉】、
【ドライバー・配達】、【製造・工場・倉庫】、【IT・エンジニア】、【クリエイティブ・編集・出版】、
【専門職】、【土木・建設・農水産】
3「勤務地」について
「勤務地」の市区町村、【最寄り駅】と【駅からの時間】が表示されています。
「求人情報」にはより詳細な住所が表示されています。
4「給与」について
「時給」
【1時間】を基準として、「労働時間」に対して「給与」が支払われます。
“アルバイト・パート”、“派遣社員”などでよく使われます。
「日給」
【1日】を基準として、「労働日数」に対して「給与」が支払われます。
「勤務期間」が短期の場合によく使われます。
「月給」
【1ヶ月】を基準として「給与」が支払われます。
“正社員”、“契約社員”などでよく使われます。
「歩合制」
“出来高・売上高”など、仕事の成果に対して給与が支払われます。
「試用期間(研修)中」
採用から“一定期間”までは“経験不足”を理由に給与が差し引かれる場合があります。
その場合、会社にその期間がどれくらいかを確認しておきましょう。
5「勤務時間」・「休日」について
「労働時間」は【労働基準法第32条】によって上限が定められており、原則、『1日8時間、1週40時間以下』となっています。
ただし、10人以下の事業所で【商業】・【通信業】・【保健衛生業】・【接客娯楽業】に関しては『1週44時間以下』となっています。
「シフト制」
会社側から一方的に決められた【時間】・【曜日】に勤務するのではなく、
労働者自身の都合で働く【時間】・【曜日】を申請することができる制度です。
「フレックスタイム制」
労働者自身が一定の定められた“労働時間帯”の中で、「始業」及び「終業」の時刻を決定することができます。
一般的には、1日の“労働時間帯”を、必ず勤務しなければならない時間『コアタイム』と、いつ出退勤してもよい時間帯『フレキシブルタイム』とに分けて実施します。
「労働時間帯」
働く主な“時間帯”のことです。あくまで大体なので、応募する会社にしっかり確認をとってください。
◎朝主に、『午前5時から午前10時まで』の労働時間です。
◎昼主に、『午前10時から午後5時まで』の労働時間です。
◎夕方・夜主に、『午後5時から午後10時まで』の労働時間です。
◎深夜・早朝主に、『午後10時から翌朝午前5時まで』の勤務時間です。
6「仕事内容」について
仕事の職務内容が表示されています。
複数の「仕事内容」がある場合は、自分がどの仕事をしたいかをある程度明確にした上で応募しましょう。
7「資格」について
「応募資格」が表示されています。
まれに特別な「資格」が必要な場合があるので、きちんと確認しておきましょう。
また、【未経験者の方】・【高校生】・【学生】で応募する人も確認をしてください。
8「待遇」について
「交通費支給」
交通費が支給される「求人情報」には表示されています。
しかし、交通費全額支給と記載されていない場合は、金額に“上限”が定められていることもあるので、応募の際にきちんと確認しておきましょう。
「社保完備」
「社会保険完備」の略です。
「社会保険」とは、基本的には【雇用保険】、【労災保険】、【健康保険】、【厚生年金保険】が含まれます。
“非正規雇用”(アルバイト・パート・派遣社員など)には加入条件があるので確認しましょう。
「経験者優遇」
今までの「職歴」で仕事の「経験」がある人を『優先的に採用』するか、その『能力を評価して処遇』を行うことです。
「資格者優遇」
仕事に関わる「資格」を持っている人を『優先的に採用』するか、その『能力を評価して処遇』を行うことです。
「(正)社員登用あり」
採用時は“アルバイト”として採用するが、その仕事の評価次第で“(正)社員”として登用することもあるということです。