STEP6「就業・契約終了」~お仕事開始から契約終了まで

「派遣会社」での登録を終えると、会社によっては研修も受けられるようなところもあるので、 ぜひ活用しましょう。
派遣会社から紹介された「お仕事情報」で“雇用契約”を結んだら、 いよいよ就業開始です。

お仕事開始

これで、「派遣会社」に登録、雇用契約が終わりました。
いよいよ「派遣先会社」でお仕事開始になります。初出勤のとき、「派遣会社」の“営業担当”が大抵同行してくれます。
この“営業担当”がこれからのあなたのフォローをしてくれるので、困ったことがあったら相談しましょう。
また、契約更新の際も“営業担当”連絡することになるので覚えておきましょう。
これからは「派遣先会社」の指示に従って働くことになるので、その会社の担当者にどのような形で指示を受ければよいか、確認をしておきましょう。
また、これから働く職場に慣れるために、あなたと一緒にお仕事をすることになる人にはあいさつをして、コミュニケーションをとりましょう。職場に慣れれば、比較的に業務もスムーズに進むでしょう。

就業時のこんなときどうする?

「派遣先会社」で就業が始まってから、いろいろ疑問などがあると思います。そんな疑問にお答えします。

“遅刻”・“早退”・“欠勤”について

“遅刻”・“早退”・“欠勤”したい場合、面倒かもしれませんが、“派遣先”の担当者と「派遣会社」の営業担当の両方に連絡をいれましょう。
“無断欠勤”は絶対しないようにしましょう。

“昇給”について

基本的に、時給は契約時に決まっていますが、会社によっては、あなたの仕事ぶり次第で上げてくれるところもあります。“派遣先”の担当には、積極的に仕事ぶりをアピールしましょう。
また、昇給の交渉をしたい場合は、「派遣会社」の営業担当にしましょう。

“社会保険”について

『Step1 「社会保険」について』を参照しましょう。(リンク)

“有給休暇”について

『Step1 「有給休暇」「福利厚生」について』を参照しましょう。(リンク)

“契約期間中の“妊娠”について

“派遣先会社”は、妊娠、出産などを理由に契約を打ち切ることは法律的にできないことになっています。 また、産前に6週間、産後8週間の休暇をとることが可能となっています。

現場での悩みについて

“派遣先会社”で人間関係のトラブルや契約外の業務、残業などをさせられた場合は“派遣会社”の営業担当もしくはコーディネーターに相談しましょう。
その際、あなたがもうそのお仕事を続けたくないのか、それとも改善すれば続けるのかをハッキリしておきましょう。

確定申告について

“派遣スタッフ”として12月末までお仕事をしていれば、「派遣会社」が年末調整をしてくれるので、確定申告は不要になります。
また、その同年に別の「派遣会社」で働いていても、そこから“源泉徴収票”をもらって、今の「派遣会社」に提出すれば、まとめて手続きしてくれるので、利用しましょう。
もし、12月末にお仕事をしていない場合は、あなた自身で確定申告をすることになりますので、それまで働いていた「派遣会社」から“源泉徴収票”をもらって、“自己申告書”を作成しましょう。

契約期間満了

“派遣スタッフ”は決まった“契約期間”を働くことになっています。
その終了日を“契約期間満了日”といいます。基本的に「派遣会社」のスタッフは“契約期間満了日”の少し前に、あなたの今後について意思確認をします。
もし、あなたと“派遣先”の双方が合意すれば“契約更新”することが可能です。
また、あなたがそれを望まないのであれば、「派遣会社」の“コーディネーター”にその旨を早めに伝えておき、“契約終了”した際に、すぐに新たなお仕事を紹介してもらえるように頼みましょう。
また、他の「派遣会社」に乗り換えるのもこのときになるので、考慮に入れておきましょう。