STEP4「面接を受ける」~求人採用会社での面接

無事に書類選考を通過すると、いよいよ「面接」です。
「面接」では緊張すると思いますが、事前に念入りなシミュレーションを行っておけば、不安が解消され、自己アピールもきっとうまくいくでしょう。

準備

準備するもの

  • “職務履歴書”・“履歴書”など応募書類
  • 筆記用具
  • 面接地の住所・地図
  • 担当者の部署・名前・連絡先

面接は遅刻厳禁なので、「求人情報」にある面接地の場所をシッカリ確認しておきましょう。
そのときに、そこまでの経路と時間を算出して、当日の出発する時間を決めましょう。
“求人採用担当者”の部署・名前・連絡先のメモも忘れないようにしましょう。

面接前に ~身だしなみ

面接前に気をつけなければいけないのは、身だしなみです。
求人情報に「服装自由」「髪型自由」などと書いてある場合以外は、以下の項目をチェックしましょう。
基本的に清潔感のある人の印象がいいでしょう。

服装

求人情報にあれば、会社のルールに合せるのが一番よいのですが、分からない場合は、派手・露出の多い・ラフすぎる格好をさけて清潔感がある服装にしましょう。
アクセサリーも気を配りましょう。

髪型

求人情報にOKだと書いている場合を除いて、茶髪はやめましょう。
また、整髪料のつけすぎやボサボサした髪なども印象がよくないので気をつけましょう。

その他

それ以外で問題なのは「臭い」です。
口臭・体臭・たばこ臭・香水の臭いなどにはきちんと気を配りましょう。
女性の方は、付け爪・マニキュア・化粧なども配慮して、派手すぎるものは極力避けましょう。

面接前に ~面接シミュレーション

面接前に“求人採用担当者”もしくは“面接官”によく聞かれる質問の答えをシミュレートしてみましょう。

よく聞かれる質問

「自己分析」

Q自己紹介をお願いします。
Qあなたの長所と短所は何でしょうか?
Q当社に入ったとして、あなたのスキルをどのように活かしたいと思いますか?
Q現在、あなたの課題は何ですか?
Qあなたにとって仕事とは何ですか?

「応募理由」

Q当社に就職・転職を希望した理由は何でしょうか?
Qあなたにとって当社の魅力とは何ですか?
Q他に考えている企業はありますか?

「職務経験」

Q 今までの経歴について説明してください。(成功、失敗体験なども含めて)
Q 今後のキャリアプランはどのようにお考えですか?

「労働条件」

Q 仕事に関して希望はありますか?(雇用形態、職種、勤務地、年収、残業、休日出勤、入社可能時期)
Q 内定を出したら、ご入社いただけますか?

また、あなたが“質問したい事項”もまとめて用意しておきましょう。その各質問の内容が同じだったり、分かりづらかったりすると、“求人採用担当者”の印象を悪くする恐れがあるので、質問はできるだけ簡潔にまとめておきましょう。

質問しておきたい事項

「職務内容」

Ex)実際の職務内容はどのような形になっていますか?

「職場」の雰囲気

Ex) 職場の雰囲気はどのような感じになっていますか?

「給与」とその条件

Ex) 給与体系はどのようになっていますか?

「労働条件」

Ex) 労働時間(残業・休日出勤)はどのようになっていますか?

「内定後」

Ex) 内定後、どのようなスケジュールで出社すればよろしいですか?
Ex) 内定取り消しなどはございますか?
Ex) 面接の合否の連絡はいつごろ頂けるでしょうか?

面接当日

「面接当日」は、前日までに準備したものをまずは“再確認”しましょう。
「面接前」に“予想される質問”に対して答えを用意しておけば、自信を持って“求人採用担当者”の「質問」に答えられるでしょう。

当日準備

「職務履歴書」「履歴書」など応募書類
「筆記用具」
「面接地」の住所・地図
求人採用担当者”の【部署】・【名前】・【連絡先】

「面接」は『遅刻厳禁』ですから、“求人情報”にある面接地の場所を確認し、地図を用意しておきましょう。 “求人採用担当者”の【部署】・【名前】・【連絡先】の“メモ”も忘れないようにしましょう。

出発

「出発前」に“身だしなみ”を再度チェックしたら、出発しましょう。
出発は予定よりも「早め」にしましょう。『最低10分前に「面接地」に到着』することを心がけましょう。

緊急時

もし、急遽、「面接」にいけなくなるようなことがあったら、必ず、“求人採用担当者”に連絡しましょう。
例)「本日、午後5時から面接予定の○○と申しますが、大変申し訳ございませんが、面接にどうしても伺えなくなってしまいました。そこで、勝手なお願いですが、日時を変更していただけないでしょうか?」

面接

ⅰ) 面接前に『携帯電話の電源を必ず切る』ようにしましょう。そして、“身だしなみ”の最終チェックをしましょう。

ⅱ) 「面接地」は“会社”・“面接会”などがありますが、まずは、“求人採用担当者”に取り次いでもらいましょう。
そのとき、【用件】・【自分の名前】・“求人採用担当者”の【部署】・【担当者名】を正確に伝えましょう。
例)「本日午後5時からの求人採用の面接でお伺いしました○○と申しますが、人事部の□□□さんをお願いできますか?」

ⅲ) “求人採用担当者”が来たら、相手の目を見て、キチンと『挨拶』をしましょう。
例)「午後5時からの面接で伺いました○○と申します。よろしくお願いします。」

ⅳ) 「面接中」に気をつけるべき点
「話し方」でかなり“印象”が変わります。「滑舌よく」、一音一音はっきり「相手に伝わる」ように話しましょう。
「敬語」が苦手な方もいらっしゃいますが、“丁寧語”で「です」「ます」をつけて話せば大丈夫です。

ⅴ) 相手の「質問」に対して
相手の「質問」に対して、きちんと“丁寧に”答えましょう。今までに用意しておいた質問、「自己分析」・「応募理由」・「職務経験」・「労働条件」に答えるシミュレーションがきっと役に立つでしょう。

ⅵ) 自分の「質問」について
事前に用意しておいた「質問」をしましょう。

「職務内容」

「職場」の雰囲気

「給与」とその条件

「労働条件」

「内定後」

「採用の合否の期日」と「連絡方法」

これらを確認しておかないと、後に“トラブル”になることがあります。気をつけましょう。

◆面接終了 「面接」の席を立っても、まだ“求人採用担当者”はあなたのことを観察しています。
ですから、面接が終わっても“すぐに”気を抜かないようにしましょう。