退職の流れ
基本的に以下のようになっています。
①上司の退職の申し出
退職日2ヶ月前 直属の上司へ口頭で退職の申し出をします。
そのとき、【退職希望日】、【退職理由】、【退職後の予定】などの説明をします。それによって、その上司は“退職日”の調整や“引継ぎ”の指示などを行います。
②退職願の提出
退職日1ヶ月前 退職願を作成し提出します。
③業務の引継ぎ
退職日1ヶ月前~ 上司の指示によって業務の引継ぎを行います。自分の携わった業務の段取りや進行状況、仕事の分担などをまとめた資料を作成すると引継ぎがスムーズに行われるでしょう。また、取引先などがある場合は、後任者を取引先に紹介しましょう。
④挨拶状の用意
退職日2週間前~ 退職、転職の際に、お世話になった方へ挨拶状を送りましょう。退職の2週間前ぐらいからに用意しておきましょう。
⑤退職日
退職時には会社から支給された資料、書類、仕事道具などを返却しましょう。
また、会社から受け取るべき書類(雇用保険被保険者証など)を会社から受け取っておきましょう。
最後に職場で退職のあいさつをして会社を去ることになります。
⑥初出勤の準備
まず、初出勤の準備をしておきましょう。
◎提出書類
雇用保険被保険者証・年金手帳・源泉徴収票など、指示されたものを揃える
◎就業規則の把握
もし既に就業規則を受け取っているならば、一通り目を通して、理解しておきましょう。
◎業務の予備知識
事前に入手できる情報、例えば、会社の組織図や支社・営業所の所在地、取扱商品の種類・名称・特徴、主要な取引先の名称・事業内容・所在地などは覚えておきましょう。
別分野への転職であるなら、その業界に関する実用書なども見ておきましょう。
◎必要となる備品の準備
転職先で必要になると思われる備品は準備しておきましょう。
会社から支給されることもあるので、できれば事前に聞いておいたほうがよいでしょう。
初出勤入社後3ヶ月のイメージはその後の職場の人間関係などでとても重要になります。
そのことをふまえて、以下の気をつけるべき点を注意しておきましょう。
◎遅刻・早退・欠勤をしないようにしましょう
◎身だしなみなどに気を使うようにしましょう
◎会社の慣習にしたがうようにしましょう
◎遠慮し過ぎないようにしましょう
◎職場の人をできるだけ早く覚えるようにしましょう